もう悩まない!セルライトを撃退するセルフケアのポイント
薄着の季節になる時、気にになってしまうのがセルライトのボコボコ痕。
流行りの肌見せスタイルにチャレンジしてみたいけど、セルライトが気になってなかなか挑戦できない……という方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなセルライトを撃退する方法や原因などを詳しくまとめてみました。
自宅で今すぐできるセルフケアやケアグッズもありますので、今日からさっそく実践してみてくださいね。
目次
セルライト撃退法①有酸素運動
セルライトを撃退で1番重要なのが何と言っても有酸素運動。
運動すればすぐにセルライトが無くなるという簡単なものではありませんので、最低でも2ヵ月以上は有酸素運動を生活に取り入れることが大切です。
セルライトの付きやすい部分は一般的にお尻や太もも、ふくらはぎといった下半身部分が大半を占めています。
これは運動不足によって筋肉が衰え、下半身に溜まった老廃物を上半身に送るポンプが弱まってしまった結果、
足がむくみやすくなり、セルライトがつきやすくなってしまうことが原因。
セルライトを撃退するには運動によって筋肉量を増やし、代謝を上げることがとても大切です。
セルライトに効果的な有酸素運動は「ウォーキング」
ジムなどの特別な施設に行く必要もなく、誰でも簡単に無理なく始められる有酸素運動としてウォーキングはまさにぴったりな方法です。
歩きやすい靴を準備し、大股で歩くことを意識して、息が少し上がる程度のウォーキングを1日30分〜1時間を目指して行いましょう。
ひじを曲げて、しっかり振ると脚が前に出やすくなるのに加えて、上半身の運動にもなりますよ。
セルライトをなくすには継続することが大切
運動をしようとして注意したいことが「いきなり激しい運動をしてしまうこと」です。
あまり運動に慣れていない方が急に激しい運動をしてしまうと膝や足首などを痛めることになりますし、筋肉にも負担がかかってしまいます。
ケガをしてしまっては運動もできなくなってしまいますので、しっかりとしたストレッチなどの準備運動をしてから自分のペースでウォーキングしましょう。
また、ウォーキングだけでなく普段から階段を使ってできるだけ歩く、通勤は1駅前で降りて歩くなどの生活習慣を少しずつ変える意識も大切です。
セルライト撃退法②食事メニュー
セルライト撃退に重要なのは運動だけではなく普段の食生活もとても重要です。
いくら運動を頑張っていても脂肪分の高い食事ばかりでは意味がありません。
セルライト撃退におすすめの食材と避けたい食材をご紹介します。
セルライト撃退におすすめ食材
セルライト撃退には、脂肪分が少なく基礎代謝をアップさせる効果のある食材が理想的です。
・水溶性食物繊維を豊富に含む:
わかめ、こんぶ、オクラ、にんにく、アボカドなど
・ビタミンB群を豊富に含む:
豚肉、ほうれん草、納豆、いちごなど
・適度なタンパク質を含む:
豆腐、チーズ、卵など
・カリウムを豊富に含む:
パセリ、きゅうり、アボカドなど
上記の食材は特に摂取したい栄養素ですが、様々な食材をバランスよくとる食生活がとても大切です。
セルライト撃退におすすめできない食材
セルライトをなくしたいのであれば避けたい食材もまとめてみました。
どれも摂取することによってセルライトができてしまう原因となっている食材です。
・清涼飲料水などの冷たい飲み物、
・塩分や油分が多い食べ物(揚げ物など)
・インスタント食品やスナック菓子
・肉中心の食生活
冷たい飲み物ばかり摂取すると体が冷え、リンパの流れが悪くなってしまいますし、
油分や塩分も摂りすぎると老廃物が溜まりやすくなりセルライトの原因
となってしまいます。
筋肉量を増やすには肉が必要不可欠ですが、野菜を摂らずに肉中心の食生活では逆にセルライトができやすい体になってしまうため注意しましょう。
セルライト撃退法③エステ
セルライトを撃退する方法としてエステも実は効果的。
最近ではセルライト専門エステなども出てきており、セルライトで悩んでいる女性の駆け込み寺のような存在にもなっています。
何よりもエステの良いところはプロのエステティシャンによるカッピングやローラー、EMSなど様々な機械を使ってセルライトのケアができることです。
エステでのセルライトのケアは一般的には月に1度のペースで通った場合、6ヵ月〜1年ほどで効果が定着すると言われています。
エステでのセルライトケアのメリットとデメリットをまとめてみました。
エステでセルライトケアをする【メリット】
・ドームサウナやEMSといった専用の機械でケアできる
・自分でケアする手間がかからない
・プロのエステティシャンに施術してもらえるため効果が出やすい
エステでセルライトケアをする【デメリット】
・サロンへいく必要がある(時間がかかる、手間である)
・費用がかさんでしまう(年間コースの場合数十万円になることも)
エステでセルライトケアはこんな人におすすめ
エステでセルライトケアをするには多少の費用がかかってしまいますが、
- 自分でケアする暇がない
- プロの施術で効果を感じたい
という方には特におすすめです。
セルライト撃退法④セルフマッサージ
高額な費用がかかってしまうエステでのセルライトケアに対し、手軽にできるセルフケアはコストを抑えて始めることができるため、とてもおすすめです。
セルフでのセルライトケアのメリットとデメリットをまとめてみました。
セルフマッサージでセルライトケアの【メリット】
・コストがあまりかからないため簡単にはじめやすい
・いつでもできる
・サロンに通う必要がない
セルフマッサージでセルライトケアの【デメリット】
・正しい方法を学ぶ必要がある
・トラブルなどは自己責任
・モチベーションが続きにくい
セルフマッサージでセルライトケアはこんな人におすすめ
正しいケア方法を学ぶ必要がありますが、
- とにかくコストをかけないで始めたい人
にはおすすめです。
しかし、セルフマッサージは肌トラブルなども自己責任となってしまいますので注意が必要です。
そんなこれからセルライトのセルフケアを始めようという方のために、正しいケア方法と肌トラブルを起こさないためのスキンケアについて詳しくまとめてみました。
セルライトに効果のあるセルフマッサージは「ふくらはぎ」
足は「第2の心臓」と言われており、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割をして老廃物やリンパ液などを心臓まで運ぶ働きをしています。
セルライトができる原因は偏った食生活の他に、運動不足によってこのポンプがあまり機能しなくなり、老廃物が溜まりやすくなることが考えられます。
そのため、ふくらはぎを刺激してしっかりと老廃物やリンパ液を流してあげることがセルライト撃退に効果あり、ということなのです。
このふくらはぎの筋肉を動かす役割はウォーキングでも得られるため、セルフマッサージと一緒に行うことで効果が出やすくなりますよ。
セルライトを潰さないように気をつけて
セルフケアをする際に特に気をつけたいのは「セルライトを潰さないこと」です。
「セルライトは潰す様にマッサージしないと無くならない」と勘違いしている方も多いのですが、
セルライトを潰すことによって脂肪細胞を分裂させると他の細胞が分裂した脂肪細胞を保護しようと働くため、
結果的にセルライトを大きくすることにつながってしまうのです。
そのため、セルフマッサージでは「セルライトを潰すこと」を目的にせず、「セルフマッサージによって血流を促し、リンパの流れを良くする」というのが大切です。
セルライトのセルフケアにおすすめしたいケアグッズ
スキンケアグッズは自分の肌にあった使いやすいものを選ぶと良いのですが、今回は特にセルライトケアをする際におすすめのケアグッズをまとめてみました。
・アロマオイル
アロマの香りでリラックス効果があり、ストレスを緩和してくれるので血行促進効果が期待されます。
ラベンダーやレモングラス、ユーカリ、ローズなど様々な香りを選ぶことができます。
・スリミング成分入りのマッサージクリーム
スリミング成分とは、脂肪燃焼作用や脂肪分解作用のある成分のことで、唐辛子に含まれるカプサイシンなどがとても知られています。
日々のマッサージでリンパを流しやすい体にするだけではなく、
スリミング成分入りのマッサージクリームを使うことでさらに脂肪燃焼効果も期待できるためおすすめです。
・保湿成分や美肌成分の入ったマッサージクリーム
せっかくセルライトケアするのであれば、美肌成分の含まれたクリームでケアすることによって肌を整えることができるのでおすすめです。
セルライトでボコボコ足になってしまう原因
これまでセルライトを撃退する方法についてご紹介してきましたが、そもそもセルライトとはどういったものなのでしょうか?
セルライトが出来やすい部分や原因など詳しくまとめてみました。
そもそも、セルライトってなに?
セルライトとは主に下半身やお腹周りなどに現れる凸凹とした脂肪のことで、脂肪細胞が老廃物を溜め込み肥大化したものです。
英語では「オレンジピールスキン」と呼ばれます。
一般的にセルライトは女性の生理が始まった頃からでき始めるとされており、
太っていたり痩せていたりということに関わらず約8割の女性にはセルライトがあると言われています。
セルライトは見た目が好ましくないだけではなく、放って置くと血行不良や浮腫み、体の冷えなど健康にも支障が出てくるため少しでも早い段階でのケアが必要です。
セルライトが出来る原因はこれ!
セルライトが出来る原因はいくつかあり、そのほとんどが生活習慣によるものとされています。
・運動不足
・タバコ
・油分や塩分の摂りすぎ
・ストレス
・浮腫み
・水分不足
これらの生活習慣に共通しているのが「血管を収縮させ、老廃物を溜まりやすくする」という点です。
1度ついてしまったセルライトはなかなか取れにくく、解消するにも時間がかかってしまいます。
セルライトが出来やすい生活習慣=健康に支障が出やすい生活習慣ですので、今は健康でも今後年齢を重ねて行くうちに健康に支障が出てきやすくなってしまいます。
上記の生活習慣に心当たりがあるようであれば、できるだけ早めに改善するのが良いでしょう。
セルライトができるまでのステップ
セルライトが出来やすい生活習慣をご紹介しましたが、運動が足りないだけですぐにセルライトになるわけではありません。
セルライトが肌の表面に現れるまでいくつかのステップを経ています。
どういった流れでセルライトが現れるのかまとめてみました。
【セルライトができるステップ】
①食生活の乱れや運動不足、冷えによる代謝の低下によって血行不良が起こり、老廃物が溜まり始める。
②脂肪細胞の代謝が乱れ始めて肥満化。脂肪細胞内に脂肪を溜め込むようになり、3倍ほどの大きさになる。
③大きくなった脂肪細胞により、血管が圧迫され、さらに血行が悪くなる。
④脂肪細胞同士が合わさり、さらに大きな塊になる。老廃物もさらに溜まるため、肌表面から見てもわかるような凸凹が現れる。
上記のようにセルライトは放っておくとどんどん増えていく悪循環のため、早い段階でセルライトのケアをすることが大切です。
セルライトが出来やすい部位とは?
セルライトができてしまわないように気を付けたいところですが、そもそもセルライトとはどういった部位に出来やすいのでしょうか。
セルライトが出来る部位というとすぐに思いつくのがお尻や太ももですが、その他にも
・二の腕
・お腹
・ふくらはぎ
といった部位もセルライトが出来やすい部位とされています。
セルライトというと下半身に付きやすいイメージがあるかと思いますが、
セルライトが付きやすい部位=脂肪が付きやすい部位ですので、お腹周りや二の腕にも注意が必要です。
セルライトの種類は3種類あった!
セルライトには3つの種類があるのをご存知でしょうか。
それぞれのタイプをよく知り、自分はどのタイプのセルライトなのか、ケア方法をチェックしてみましょう。
①脂肪型セルライト
脂肪と老廃物がくっついてしまった脂肪型セルライトはもっとも一般的なセルライトのタイプです。
他のタイプのセルライトに比べ比較的落としやすいとされています。
肥満が原因となる脂肪型セルライトは、適度な運動やバランスの良い食事に気をつけるなど一般的なダイエットでケアしましょう。
②むくみ型セルライト
冷えやむくみによって余分な水分や老廃物を溜め込んでしまうむくみ型セルライトは女性に1番多いタイプとされています。
このタイプは血行やリンパの流れを良くしてむくみを解消する必要があるため、体を冷やさない、しっかりとストレッチをするといったケアが必要です。
③繊維化型セルライト
このタイプは脂肪細胞にコラーゲン繊維が絡みつくことによって肌の表面が凸凹になってしまうタイプのセルライトです。
繊維化型セルライトは長期間経ってしまったセルライトのため、
セルフケアでは解消しにくいため、エステサロンでプロの技術やマシンを使って解消するのがおすすめです。
まとめ:セルライト撃退法はいろいろ!自分にあった方法を探してみて
今回は多くの女性が悩まされているセルライトについて、出来てしまう原因やケア方法などを詳しくご紹介しました。
「セルライトを無くしたいけれどどうすればいいのかわからない」という方はぜひ参考にして、自分にできることからはじめてみてくださいね。